フォトジェニックな福山を映像で撮ろう!

9月下旬に、福山駅近くを歩きながら撮影するワークショップを行います。主催は福山で短編映画を制作する方々が集まる、ショートムーヴィーラボ。不定期に勉強会など開催し、毎年1回、豪華なゲスト監督をお招きして上映会をシネマモードで開催しています。今年7月に開催した上映会はこちら。

https://blog.goo.ne.jp/cinemamode_2000/e/fa46c29cc4dd0dc67fbad0bf0f38ffcc

 


狙い目は夕暮れ時間。綺麗に撮れる場所など、ご存知でしたら教えてください!場所はこれから決めていきます。

 


参加者も募集中。22(土)、23(日)、26(水)、28(金)のいずれかで、参加者が一番多い日に開催します。

昼過ぎごろからのんびりやってます。途中参加OK!

おススメな場所や参加してみたい方、コメントかメッセージください〜。参加締切は10日(月)です📹

 


写真は中央図書館がある、ローズコム。この階段の雰囲気が好きです。

#福山市 #映像制作 #福山 #備後 #ワークショップ #福山市イベント #短編映画 #ショートムービー  #shortmovie

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映画「PEACE NIPPON ピース・ニッポン」福山公開記念インタビュー

映画監督/映像作家の中野裕之さんに、公開中の映画「ピース・ニッポン」について・中野監督が生まれ育った福山市について・映像制作についてお話を伺いました。7分ほどのインタビュー動画なので、お時間のある時にご覧いただけたら嬉しいです!
撮影場所は福山城です。
https://youtu.be/H2iLinrPLaM

福山では9月15日(土)から、福山駅前シネマモードにて約2週間の上映です。初日は舞台挨拶があるそうです!

ピース・ニッポン公式サイト
http://peacenippon.jp

#ピースニッポン #peacenippon #福山市 #中野裕之 #福山城

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ジジ・オラール/波打ち際と私

5月に尾道生口島向島因島で撮影したジジ・オラールさんのミュージック・ビデオが8月1日より公開されました!
【ジジ・オラール/波打ち際と私(MV)】


GIGI AULARD - 波打ち際と私【MV】


ジジさんの曲はApple Music & iTunes Storeでも聴けます。チェックしてね!

 

This is a new music video for Gigi Aulard which I shot & directed😊 Some of her track are available on iTunes Store & Apple Music from today! Please check it.

以下、ミニ制作日記。

撮影前も撮影中も撮影後も、映像制作は人に迷惑をかけてしまう仕事だなと感じました。ここ3ヶ月の間で、「人を巻き込まないといい作品はできない」と、大先輩お二人から偶然同じことを言われ、度々思い出す言葉。
あとは、先日観た映画でも使われていたフレーズ「おたがいさま」。自分が迷惑をかけた分は、誰かの力にならないと。
まだまだ全くできていませんが、最近の教訓になっています。

仕上げ作業は、今回はじめてSkypeの画面共有機能を使い、山口にいるジジさんと福山の私とでやりとりをし、完成させました。
地方にいながらの制作は、良い面と難しい面とあるかと思います。
良いロケーションを知っている、車を走らせて実際に事前に見に行けるという点では間違いなく良い面です。

地方での制作の可能性を、もっと探っていきたいと思っています。日本中に、世界中に、興味を持って観てもらえる作品を発信したいなぁ。

もうじきゾロ目の歳になり、まだまだ未熟な、、と言うのはお恥ずかしいのですが、知人友人先輩先生方、今後ともご指導いただけますと幸いです!!

 

使用カメラ:SONY PXW-Z150 に、ローコントラストフィルターを装着

編集ソフトはFinal Cut Pro Xで、ソフトフォーカスフィルターのみMotionで作成しました。

三脚はほぼ使わず、手持ちで撮影しています。撮影日数は2日間。

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映画祭のボランティア

映画祭やイベントのボランティア。私も福山に来るまではほぼ無縁でしたが、毎回とても勉強になっています。

8月23-27に広島で開催される、広島国際アニメーションフィルムフェスティバル。米国アカデミー賞公認の、 2年に1度の大きなアートアニメーションのお祭りです。グランプリ作品は、米国アカデミー賞の候補作品の一つとなります。(更にそこからふるいにかけられ、公式ノミネート作品となります)

あまり知られていませんが、日本ではショートショートフィルムフェスティバルとこちらの広島のみが、公認映画祭です。

 


広島は観光客も減り、ボランティアも不足しています。

私は開催中、広島市内に滞在します。数日ボランティアとして参加しますが、これを機に広島市内の観光&撮影&発信もしたいと思っています!

広島市民4年目なのに、自分の住む市を越えると何も知らず、情けないなぁと思っていたので、、

 


1日から参加可能ですので、ぜひお気軽にご参加ください!英語を使ったボランティアもいくつもありますよ😆

fluent でなくても全然大丈夫!私の参加したアニメーションワークショップでも、外国からのお客様がたくさんいらっしゃいました。

 


以下、事務局より転載します。

 


拡散希望

このたび、西日本豪雨災害により被害を受けられた皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。

第17回広島国際アニメーションフェスティバルは、広島を元気にするためにも実施を決定しております。国内外から多数、著名な監督やクリエイターが来場される世界的な映画祭です。貴重な出会いや体験が待っています!!

皆さまのご協力が必要です!!

1日でも良いのです。

ぜひとも、お力をお貸し下さい。

どうぞ、宜しくお願い致します!!

申込はこちら。

https://docs.google.com/forms/d/1d-rIyS2h-2iH2oQo-nXRO7hoiibVv8Il-5LKHE5VS-Q/viewform?edit_requested=true

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人を巻き込む

ここ4ヵ月の間で、大ベテラン&映像のプロフェッショナルなお二人に、全く違う場面で全く同じことをお話しいただいた。お二人とも、自身もバリバリ現役だが、後輩や教え子への指導も熱心な、素敵な大人である。

 

お二人が言っていたのは「人を巻き込まないと良い映画は作れない」ということ。

この場合の巻き込むとは、例えば撮影&編集。自分で撮影するのか、アシスタントはつけるのか、色補正はどこまで精密にやるのか、BGMは既存音源を使うのか、それとも新たに作ってもらうのか 等。

例えば宣伝。完成したらSNSで告知する程度なのか、メディアに出演して宣伝するのか、それとも制作過程から発信していくのか 等。

だと、勝手に解釈しています(笑)

 

デジタル化が進んで一人で色んなことができるようになったし、地方では技術面で頼れる人は都心に比べてかなり少ない。一人でやろうとせず、人の手を借りて作ることは大切なことは分かっているけれど、どうしても人に聞いたりお願いしたりするのは、今でも躊躇ってしまいます。普段相談しているのは、信頼している人、数人のみ。それも、ギリギリまで相談すべきか、毎回格闘しています。。

 

何はともあれ、まずは信頼関係を築くことが大切だと信じたいなぁ。映画&映像に関わる人は助け合いの精神にあふれた素晴らしい方が大勢いますが、中には(私にとっては)そうではない人もいるので。。

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シナリオと小説(from 深田晃司監督)

先日7/8に福山で行われた、地元監督たちによる短編映画祭「ショートムーヴィーパーティ」。毎回、ゲストに人気映画監督を東京からお呼びしています。今回は深田晃司さん。深田監督の短編2本の上映と、深田監督による地元監督の作品コメントをいただきました。主催は福山駅前シネマモード(映画館)スタッフの岩本さん。

 

打ち上げで、ずっと気になっていたことを聞けました。「深田監督は脚本と小説、どちらも書かれていますがどちらが書きやすいですか?」

答えは、脚本とのこと。深田監督の最近の作品は特に、「観客に想像させる」ラストが多い印象で、監督自身、それを大切にされているそうです。

脚本だと人物の心情は書かずセリフと動きのみなので、想像させる演出がしやすいそうですが、小説はある程度説明を書き込まないと伝わらないため、想像させるのが難しいのだとか。

あと、深田監督は、長年関わられている劇団の役者さん達をよく起用されており、ある程度役者さんに委ねることも多いそう。同じ演技をしても、誰が演じるかによって全然違うものになる。

その役者さんが演じているのをイメージしながら書くことで、説明をはぶくことも可能なのかなと思ったりもしました。演技経験がある程度ある方に限られるのかもしれませんが。

 

映画を撮るとき、まずは良いシナリオありきと言われる。周りでも、シナリオの勉強をしたいという人が一番多いし、道具もいらないので「素人でもできるかも!」と思ってしまう理由、よくわかります。私も何冊、本を読んだか分からない。。(だいたい途中で飽きる)

印象的なセリフ、構成に欠陥がないか。

でも、大事なのはそれだけじゃないなぁとも思います。 #深田晃司  #シナリオ  #scriptwriting

 

黒澤明とフェリーニと寺山修司

黒澤明は「画面の中の動き」を効果的に演出に用いているという。
Youtubeネタですが・・この方(映像編集者とのこと)のコンテンツはとっても面白くて充実していて、ついつい見ちゃいます。
https://www.youtube.com/watch?v=doaQC-S8de8

背景の人物や木の葉の動きだったり、カメラが人物の背後に回り込んで正面に移動したり。
動きが大きければ大きいほど、強い感情を観客に想像させることができるのだという。

フェリーニの「8 1/2」は、カメラが動きながらの長回しが多い。長回しというとフィックスで、少し退屈なのではと思われるかもしれないが
全く違う。人物が手前や奥に配置され、様々な表情で十人十色の個性。無意味な言葉の連続。目を離すことができない!
次第に主人公が現れ、それらの人々の間を下を向いて歩いていく・・表情はさほど見えなくても、観客は主人公の孤独、迷い、喧騒への嫌悪を想像することができる。
この「想像させる」ということが、「映画的表現」の中で重要なポイントではないかと感じています。
会話劇で言葉のニュアンスやそれによっての反応が大きな割合を占める場合、それは写真(又は風景動画)と会話だけ流している方がよっぽど作品らしいのではないだろうか?

アップ・引きのカット割りで見せるだけでなく、フレームの中の動きで観るものに想像させ、感情を高ぶらせる。
これこそが映画的表現で、この演出が上手いものが名作と言われているものではないかと、いまは思っていますがいかがでしょうか・・。

フェリーニ寺山修司について似ているなと感じたことが、「自分の母親」「過去に出会った女性」の存在が自分の中のトラウマとなっており、離れたいけど離れられない存在として描かれていること。
寺山修司フェリーニの映画やイタリア映画が好きだったというが、自分自身の過去の投影の仕方も参考にしたのかな?

 

ちなみに「8 1/2」は1回目観たときは全くわからなくて、でも印象的なシーンがいくつかあって記憶には残っていて。

2回目は気になっていたシーンだけを再生。カメラワークが変わってるかなという程度。確認したいシーンが度々あるので、itunesamazon videoで購入しようかと思っていたのだけど、ない・・。

しばらく忘れていたのですが、先日中嶋先生との会話でこの映画のことが出てきて、思い出して調べたところ、wowowオンデマンドで発見したのでした!

7/31までの期間限定配信です。観たい人〜急いで!

 

映画のフルコース。色々入って豪華、大満足!「悪い奴ほどよく眠る」

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 カンヌ国際映画祭の2014年のポスターにもなっていました!「8 1/2

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大ファンの三上博史さんのデビュー作「草迷宮」。6月に東京で舞台挨拶付きで再び拝見しました!

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