川本喜八郎先生について

手塚治虫は知ってるけど、川本喜八郎って誰??」という方も多いと思いますので、簡単にご紹介いたします。(そういう私も超初心者です・・)
川本喜八郎さんは1925年生まれで、2010年に亡くなるまでアニメーション作家/人形美術家として、多くの素晴らしい作品を残されました。主な作品は、NHK人形劇『三国志』『平家物語』、人形アニメーション処女作『花折り』『鬼』『火宅』『道成寺』『いばら姫またはねむり姫』『注文の多い料理店』遺作長編アニメーション『死者の書』などがあります。
渋谷ヒカリエ8Fには、川本喜八郎人形ギャラリーがあり、私も先日行ってきました!
今回は、人形と手描きアニメーションを融合させた『道成寺』をご紹介します。平安時代末期に書かれたと言われる説話集『今昔物語』第3巻に収録されているヘビ女のお話の映像化です。
とにかく映像が終始美しい!でもちょっと怖いシーンもあります。セリフは一切ありませんが、人形の表情と動き、音楽で全て伝わります。すごいなぁ・・。
https://www.youtube.com/watch?v=xprfFZI9GjI
原作についてもっと知りたい方はこちらのブログが分かりやすいですよ!http://serpentsea.blog.fc2.com/blog-entry-310.html
原作は映像よりもさらに続きがあるようです。

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